高尾山薬王院の豆まき(東京八王子市)

今回は高尾山薬王院の豆まきに行って来ましたのでご紹介いたします。お寺は高尾山の頂上手前にあり、毎年節分には豆まきをやっています。高尾山のお寺の正式名称は高尾山薬王院有喜寺といいますが、このページでは高尾山薬王院ということにします。高尾山薬王院はホームページによりますと、744年に聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されました。薬王院の名は創建当初、薬師如来をご本尊とした事に由来します。現在は真言宗智山派の大本山として知られているそうです。

高尾山ふもとのケーブルカー乗り場
ケーブルカー

高尾山には東京都心方面からだと、列車では京王線の高尾山口駅かJR中央線の高尾山駅が近くにあり、京王線のほうは高尾山のすぐふもとに高尾山口という駅があるのでアクセスは便利です。高尾山にはもちろん歩いて登る方法がありますが、そのほかに中腹まではケーブルカーとリフトがありますので歩いて登るのがきつい方はケーブルカーやリフトを利用するとよいと思います。今回はケーブルカーを利用しました。

高尾山駅から見た東京都内(ビルが見える)

ケーブルカーを降りて駅舎を出ると、東京の都心方向が見えました。天気も良かったので高層ビルやタワーマンションなどが見えました。

節分の豆まき

ケーブルカーを降りてから(途中の茶屋でごま甘酒など飲みながら)30分ぐらいは歩いたでしょうか、高尾山薬王院の山門までたどり着きました。結構な坂道もあり日頃の運動不足解消になりました。

山門を入ると石で作られた願叶輪潜がありました。”ねがいかなうわくぐり” といって願いを念じながら真ん中にある輪をくぐってからその先にある大錫杖を鳴らすと願いが叶うといわれております。

写真は御本堂です。高尾山のお寺は、薬王院 有喜寺という名前です。今日は豆まき式があるので大勢の参拝客がおりました。御本堂の左側の階段を上ったところに御本社があります。

豆まきは御本堂で1日5回ほどあるようで、写真は3時の回の豆まきのようすです。ゆるキャラも登場! このゆるキャラは高尾山のゆるキャラでむささびをモチーフにしたムッちゃんというらしいです。実は高尾山のゆるキャラは2匹あり、もうひとつはムサ尾といい、2匹あさせて「ムサさびーず」ということでした。

高尾山の豆まきは北島三郎さんが参加することでも知られているのですが、今回は姿は見ることができませんでした。

豆は小さな袋に入ったタイプで、取り損ねて地面に落ちても食べられるような工夫がされていますので沢山取ることができました。

高尾山の頂上
頂上の手前にある茶屋

高尾山の頂上のすぐ手前にはやまびこ茶屋という食事処があります。途中まではケーブルカーに乗りましたけどそこから高尾山の頂上まではそれなりに距離がありますのでちょっとお腹が空いてきましたので何か食べたいと思います。

やまびこ茶屋
やまびこ茶屋の店内

やまびこ茶屋のメニューは、定食には山菜おでん定食、山菜とろろ飯定食、山菜おにぎり定食などがあり、そばは特製山菜とろろそば、名物とろろそば、山菜そば、冷やし山菜とろろそばなどがあります。高尾山名物で山の幸である山菜が入ったものが多いですね。

今回は山菜とろろそば(1300円)を食べました。その名のとおり山菜が入ったそばにとろろが入ったもので高尾山名物となっています。味はそばがちょっとねっとりした感じでした。

高尾山全体のマップです。

高尾山薬王院(東京八王子市)へのアクセス

住所:東京都八王子市高尾町2177
URL:高尾山薬王院(東京八王子市)のホームページ

※この記事は2024年2月のものとなります。最新の情報は施設のホームページ等をご確認下さい。