京寿司専門店 千登利亭(ちどりてい)

今回は京都東山にある京寿司専門店の千登利亭(ちどりてい)に行って来ましたのでご紹介いたします。
京寿司とは京都の伝統的な押し寿司で、なれ寿司のような発酵寿司をルーツに持つとのことです。千登利亭は明治32年に創業した「京すし」と呼ばれる京都の押し寿司専門店で、冬季には温かい「むし寿司」も食べられるお店です。

お店の場所

お店は、鴨川と八坂神社の間の祇園エリアで、京阪本線の祇園四条駅1番出口から数十mほど東に向かった場所にあります。風情がある2階建ての建物の1階にあり、入り口左側に「京の寿司処 千登利亭」の看板がかかっています。入口を入ると右側にカウンター席があり、左側にはテーブル席があります。店内は広いとはいえませんが、2人掛けや4人掛けのテーブルが程よい距離で配置されており、とても温かみがある店内となっています。

メニュー

押し寿司の専門店にふさわしい、鯖寿司、小鯛雀寿司、箱寿司、あなご寿司などの押し寿司のほか、いろいろなお寿司がセットになった「京すしセット」もいくつか用意されており、初めて訪れた際にはお勧めできるメニューだと思います。また、それぞれの季節ごとに限定ではありますが、春子(かすご)すし、鮎笹寿司、かます寿司、むし寿司などもあってとても豊富なメニュー構成となっています。

京すしセット若狭の写真
京すしセットの中から若狭セット
蒸し寿司の写真
ちらし寿司を蒸し寿司に変更

今回は初めてでしたので、京すしセットの中から、若狭セット(鯖寿司、活鱧箱寿司、巻寿司、ちらし寿司、お吸い物)をいただきました。京すしセットは若狭セットの他にも稲荷セット(稲荷寿司、鱧箱寿司、巻寿司、ちらし寿司、お吸い物)もあります。お伺いしたのが11月下旬ということもあって、若狭セットのちらし寿司をむし寿司に変更できるとのことでしたので、せっかくなので蒸し寿司に変更してもらいました。鯖寿司もシャリに味がしみていてとても美味しいですし、むし寿司もとても温かくふっくらしていてとても美味しかったです。

千登利亭へのアクセス

住所:京都府京都市東山区団栗通り大和大路西入る井手六軒町203
URL:千登利亭のホームページ

※この記事は2023年11月のものとなります。最新の情報はお店のホームページ等をご確認下さい。